福山,広島「メール道/ブログ道セミナー」に二百数十名参加の感激
光栄にも、財団法人ひろしま産業振興機構が主宰する
平成17年度ITセミナーの講師を勤めさせていただきました。
講師をお引きうけするキッカケは、このセミナーを企画された
蓼原 宏昭さんの素晴らしいメールでした。
▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽ 蓼原さんのメール
題名:はじめまして。セミナー講師の依頼です。
久米繊維工業株式会社
代表取締役 久米 信行様
突然申し訳ございません。初めてのメールを送信いたします。
私、財団法人ひろしま産業振興機構にてITセミナーの担当をしております、
蓼原宏昭(タデハラヒロアキ)と申します。
3年前のこととなりますが、平成14年2月22日の当財団主催のセミナーに、
て久米様には講師としてご参加いただき、前任の黒瀬に代わりまして深く感謝
申し上げます。
私は、今年4月に前任の黒瀬よりセミナー担当を引き継ぎ、昨年までは広島銀行
にて6年間、ひろぎんキャピタル(広島銀行系ベンチャーキャピタル)にて3年間、
業務をしておりました。
この度は、久米様が歩まれている「メール道」について広島の中小製造業者の皆様
へ語って頂きたくご連絡した次第です。
まず、久米様へ講演後の広島の現状を報告いたします。
久米様が講演を実施された平成14年度と平成16年度を比較すると、広島のHP
開設率は、35.6%から47.9%となりHPを活用した狭義の電子商取引は
15%から19%となっております。
一方で電子メールを含めた広義の電子商取引は平成16年度の資料のみであります
が、36.5%となっております。
この数字を見てわかるように徐々にではありますが、広島のIT化は進んでいると
考えられ、久米様はもちろんのことITセミナーにて講演いただいた講師の方々が
まかれた種の成果であると思います。まことにありがとうございました。
一方でHP活用の電子商取引を見たとき全体の19%とまだまだ低い水準にあり、
広島県内製造業者を中心にIT化についていまだ拒否反応があることから、引き
続き啓蒙活動が必要な状況です。
そこで今年度の私どもの年間方針としては、「BtoB用HP作成をヒントとする
モノ作り産業の復活」とし、IT化の過程で中小製造業者がかかえる問題を発見し
解決につなげていただくという趣旨のものにいたしました。
(詳細は平成17年度研修方針をご参照ください。)
第一回目のセミナーにおいては、HPを作っていない製造業の経営者の心を動かし、
かつ経営革新への覚悟を決めていただくような内容となるよう考えております。
前回久米様が講演された「中小企業のIT化7つのキーワード」や、現在出版
されている「メール道 第三章心得編」で書かれているメール活用法等を拝見させて
いただき、「行間にこめるおもい」という久米様の考えに深く感銘をおぼえ、是非、
中小企業経営者の方々への応援のメッセージとして「メール道」についてご講演
願いたく、メールを送らせていただいた次第です。
突然でかつ急なお願いでもあり、大変恐縮ではございますが、セミナーの趣旨に
賛同いただきご協力いただけるようでしたら、ご一報いただければ幸いです。
現在5月下旬から6月上旬ごろの広島会場、福山会場2会場でのセミナー開催をめざ
しております。
最後に一方的に講師依頼のメールを送りましたこと、文面に見苦しい点があった
こと、長々と文章を書き連ねてしまったことを改めてお詫び申し上げます。
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(財)ひろしま産業振興機構
経営・情報部
主 任 蓼原 宏昭
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△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△ メールおわり
これほど....
謙虚でありながら尊敬の念が伝わり、
短くも具体的で内容明解な、
即ち「メール道」にも通じた心に響く
講師依頼メールをいただくことは
....あまりありません。
まさに、講演でお手本として
御紹介したくなるようなメールでした。
その後、蓼原さんとの何度かのメールのやりとりで、
セミナーの話が具体化して参りましたが....
このセミナーは4回行われ、その講師陣が、
尊敬する実践型経営者である、めっき職人の清水栄次さん、
町工場おやじぃの夢の後藤良一や
私も会員になっているe製造業の会の村上 肇さんが、
あることを知りました。
さらには、ホームページ作成や改善のIT実践研修も
組み合わされた1年がかりのプログラムなのだそうです。
これならば、単発のセミナーで「いい話を聴いた」と満足して
何も実践しないで終わることもないでしょう。
4回のセミナーは、理念から始まり、具体的な活用事例を学び、
最後に、自らのホームページを作成し改良していくのです。
私がリクエストをいただいたテーマは「コミュニケーション」
蓼原さんが、あえてITではなくICTとコミュニケーションを
入れた意味を、冒頭で伝えなくては....と思いまして、
今回、結論がわりの1枚のスライドを作りました。
あまりに当たり前のことですので、
なんだと思われるかもしれません。
しかしながら、ICTは単なる便利な技術、
伝える人の伝えたい心意気の方が大切なのです。
嬉しいことに、当日ご聴講くださったもみじ庵のあんこ職人さんは、
こんな言葉をご自身のブログに書いてくださいました。
▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽ あずきあらいさんのブログより抜粋
つまりリアルに話をして人をひきつけられない者が
ブログやメルマガをやったとしても、
結局は人をひきつけることにはつながらないのだということを、
セミナーを通して勝手に感じて帰りました。
(中略)インターネットは仮想○○とか言われ、
実店舗はリアルとか言われますが、
私は人間が運営する以上、コミュニケーション上は
違いが無いのだと思います。
▼もみじ庵日記
http://plaza.rakuten.co.jp/momijian/diary/200506100000/
△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△ 抜粋おわり
社長のみならず、ご参加された店長さん、職人さんが
みなさん、このようにICTを考えていただけたら、
きっと日本は、単なるICT活用大国というより
楽しい情報発信+自己実現+誇り高き中小企業繁盛先進国になるでしょう。
▼ひろしま産業振興機構ITセミナー・IT実践活用研修
平成17年度 年間スケジュール
http://www.hiwave.or.jp/seminar/nenkan/newpage1.htm
久米 信行@縁尋奇妙
http://kume.jp
http://t-galaxy.com/news/
http://jentle.co.jp/
http://t-galaxy.com/
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