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2004/08/03

「メール道」出版記念パーティでの唐澤さんのスピーチ

7/29に開いていただいた「メール道」出版記念パーティで、
「メール道」育ての親でもある、データメディア会長 唐澤 豊さんに
乾杯のスピーチをいただきました。

唐澤さんが、弊社内メール研修であった「メール道メルマガ」に
着目してくださり、COMZINE by nttコムウェアに推薦してくださった
からこそ、「メール道」の本が世に出たのです。

パーティの後、唐澤さんが、ご自身のメールマガジンの中で、
そのスピーチをご紹介くださいました。

許可をいただいて、転載させていただきます!

久米 信行


▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽ 唐澤さんのメール

【唐澤塾】244:[事象]:「メール道」出版記念パーティーの挨拶原稿

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このメールは、私がお会いして、名刺交換をさせて頂いた方々を
中心に、不定期でお送りしております。内容は以下の3通りです。
[心象]:私が感じたことを自由律俳句形式で。
《心象は(c)Yutaka Karasawa 2004です。無断転載はご遠慮願います》
[事象]:セミナー、イベント、展覧会、コンサートなどの情報
[風象]:マスコミに載っていないWebやメールからの参考情報
《事象・風象の原文のままの転載はご自由に》
このメールがご不要の方は、遠慮なくご連絡下さい。
またご意見・ご感想などもご自由にお寄せ下さい。
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ご存知の方も多いと思いますが、先週の29日に丸ビルで、
久米さんの「メール道」出版を記念してパーティーが開催されました。
(何せ主席者の7割くらいがブログをやっているというすごい集団でしたから、
色々な人のブログに書かれていますが、当日の模様や感想などは
下記の久米さんのブログから辿られるのが宜しいかと思われます)
http://plaza.rakuten.co.jp/enginekimyo/diary/200407290000/

私は、出版のキッカケを作った一人、ということで紹介された上に、
乾杯のスピーチを、ということを言われておりましたので、
実は、一応スピーチの原稿を事前に作って臨みました。

書いてみると、5分以上の長いものになってしまったので、
着席スタイルだったら、顰蹙を覚悟で5分くらいは話させて貰おうかと
下記の原稿に校正しました。

そして、立食スタイルだったら、それを更に縮めて3分くらいに、
もっと短くしなければならない場合は、最初と最後だけの30秒くらいに、
と考えて、当日のパーティー会場に行きました。

会場は立食スタイルで、時間は押し気味だったので、
本当は1分くらいがいいところでしたが、
構想がなかなかまとまらないまま話し初めて、
結局3分くらいではなかったかと思います。
ご出席の皆様には、長々とすみませんでした。

皆さんも色々な場合に臨まれることがあるかと思いますが、
実は言いたいことはもっとあったんだという例として
ご照覧頂ければと思いまして、恥をしのんで、配信致します。

唐澤


♪ ♪ ♪ ♪


「メール道」出版記念パーティー着席スタイル用(5分)乾杯スピーチ原案

                                  2004年7月29日


ただ今ご紹介頂きました、データメディアの唐澤です。

久米さん!メール道の順調な第一歩、おめでとうございます!

スピーチと女性のスカートは短い方が良いということですが、
今日は折角こういう機会を頂いたので、ちょっとお話をさせて下さい。

ですから、箸より重いものは持てないという方はひとまずグラスを置いてお聞き下さい。

久米さんから、2001年の半ば頃にメールを頂きまして、
社員のために、メールについて何かいい本はないかと探したけれど、
メールソフトの使い方や文例集などの本はあっても、
文章の中身の書き方まで踏み込んだものは無いので、
自分で社員向けに「メール道」を書こうと思うから、
何かアドバイスを頂きたい、ということでした。

武道などでは心・技・体の3拍子がバランス良く揃って
初めて一流の域に達するという考え方がありますが、
心得と技という両面について書くから「メール道」
という着想が素晴らしいと思いました。

そこで、
私が初心者にアドバイスするとしたら、ということをいくつかメールで送りまして、
替わりに社員向けであったメール道を毎日配信してもらいました。

そういうことがありましたので、
NTTコムウェアさんのコムジン・サイトの企画・編集を私が手伝うことになった時に、
Webだけではなく、メルマガも日替わりテーマで出そうと考え、
その柱として、久米さんにメール道をお願いしました。

そして、1~2年後にはそれらをまとめて本にすれば宜しいのでは?
と申し上げました。

それから1年後のサイト更新の時に、メール道はメルマガではなく、
Webに載せましょう!というコムウェアさんからの要望で、
より多くの方々に読んで頂けるようになり、
ここにいらっしゃる日経BP社の大用さんとか、
NTT出版の山下さんのお目に留まったのかと思います。

「メール道」はまだベストセラーにはなっていませんが、
出掛けにアマゾンのサイトを見ましたら、ブックレビューが35件もありました。
それも1件1件が長いんですね。
ですから、これからもじわじわと売れ続け、やがて10万部、
そして累計百万部というようなオーダーに乗るのではないかと密かに思っております。

なぜそう思うのかと言いますと、この本の「骨組み」みがいいからです。
いずれ何か本を出したい!という考えは、
ここにいらっしゃる方々ならどなたでもお持ちだと思います。
そうした「発想」を、心得と技を説くから「メール道」というタイトルであり、
縁者の方々からの事例を含めて紹介し、
メルマガを書き続けたものをまとめて本にする、といいう「構想」にして、
それに具体的な内容や装丁などを加えて「骨組み」として、
縁者の方々や良いスタッフの方々と共に「実現」されたからです。

道を極めるということは到達点が無い奥深いものですから、
まだまだ先は長い、久米さんにとっては「ブログ道」なども含む「情豊通心道」が
ライフワークになるのだろうと思います。

この間の佐世保での事件もあり、
子どものための「メール道」も必要になっていますから、
「14歳からの哲学」や「13歳のハローワーク」に因んで、「10歳からのメール道」
というタイトルで子供向けの本にしたらいいのではないかと思います。

それから、「メール道」が高校や大学の情報関連学科の指定副教材になるように、
NTT出版の山下さんにはPRして頂いたらどうかと思います。
そういうことで、メール道はまず10万部を目標にし、
いろいろなシリーズも出して、ここにいらっしゃる皆さんのお力で、
シリーズ累計100万部を達成するようにこれからも久米さんを応援して行きましょう!

そして皆さん、誰でも何かやりたいことがあると思います。
漠然としている人も、はっきりした計画を持っている人も含めて、
多くの場合、最初の「発想」の時点では混沌とした状態であると思います。
それを整理して「構想」としてまとめる。
そして具体的な「骨組み」を作ることができれば、
そのプロジェクトの半分は成功したようなものだと思います。

「発想」を「構想」に、「構想」をがっちりした「骨組み」にすることが、
何事をやるにも成功への道だと思っております。

ということで、長くなりましたが、ここで乾杯をしたいと思います。

久米さんのメール道の出版を祝い、百万部達成を祈願し、
皆様のご健勝とご成功を祈念致しまして、元気よくご唱和下さい。

準備は宜しいですか!
乾杯!

どうもありがとうございました。
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"マルチチャネル・インタラクション・サーバーIRISA(イリーザ)"のデータメディア(株)
代表取締役社長・経営労働管理士 唐澤 豊

〒100-0052 千代田区神田小川町1-1-4 日光ビル6階
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「A6」出口斜め前、徒歩0分、1Fはオーダー紳士服のエフワン)
(車:靖国通沿、淡路町交差点より小川町方向左、三井住友銀行次隣)

電話:03-5282-3855、FAX:03-5282-3856
電子メール: ykarasawa@datamedia.co.jp, URL: http://www.irisa.com/jp/

日経新聞社 デジタル・コア メンバー、ネット時評執筆中;
http://it.nikkei.co.jp/it/njh/index.cfm

プロフィール:http://it.nikkei.co.jp/it/njh/prof.cfm?i=karasawa
日本躾の会 研究員: http://www.c2k.or.jp/
俳号: 照隅燈、 雅号:Yucca
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